中国語研究書
  • ¥3,300 ( 税込 ¥3,630 )
  • A5判 上製
  • 474 pp.
  • 978-4-7647-1252-2

絵画で読み解く英米文学

富士川義之 編

本書は、英米文学と絵画の交差、相互影響、「姉妹芸術」としての絵画と文学、「エクフラシス」の実例など交え論じた、監修者を含む25名による刺激的論集である。

Contents

序にかえて 文学と絵画
―ラスキンとラファエル前派
・・・・・・・・・・・・・富士川 義之
第一部 イギリス文学
第一章 文学は家族を描けるか?
―団欒図と十八世紀イギリス小説
・・・・・・・・・・・・・原田  範行
第二章 自然と人間と「動き」
―ターナー、ワーズワス、ネイスミス、バーンズ
・・・・・・・・・・・・・吉野 由起
第三章 舞踏会と戦争のはざまで
―ミレイとバイロンにみるワーテルローの記憶
・・・・・・・・・・・・・上石 実加子
第四章 ブラウニングの画家詩
―パトロネージと自己弁明のドラマ
・・・・・・・・・・・・・辻 昌宏
第五章 中世観の相違
―ウィリアム・モリスとジョージ・エドマンド・ストリート
・・・・・・・・・・・・・江澤 美月
第六章 ウォルター・ペイターの『ルネサンス』における絵画空間と芸術の自律
―「レオナルド・ダ・ヴィンチ」から「ジョルジョーネ派」へ
・・・・・・・・・・・・・石川 大智
第七章 暗鬱な祝婚歌
―イギリス世紀末における「クピードーとプシューケーの物語
・・・・・・・・・・・・・田中 裕介
第八章 シリル・グレアムの/による肖像画
―オスカー・ワイルドの『W・H氏の比類なき、独創的な歴史』に見る芸術論
・・・・・・・・・・・・・輪湖 美帆
第九章 ヴィクトリア朝的二重詩としてのマイケル・フィールドの絵画詩
・・・・・・・・・・・・・松村 伸一
第十章 赤毛の乙女の肖像
―『赤毛のアン』におけるラファエル前派の要素の効果
・・・・・・・・・・・・・山田 美穂子
第十一章 ジェイムズ・ジョイスのモザイクとしてのダブリン
―『ユリシーズ』における視覚芸術の手法との連動
・・・・・・・・・・・・・結城 英雄
第十二章 ルイ・マクニースの「純粋形態」批判と「不純な詩
・・・・・・・・・・・・・道家 英穂
第十三章 エクフラシスの夢
―マリー・クリーガーとポール・ド・マン
・・・・・・・・・・・・・鈴木 英明
第十四章 ポール・ダーカンの美術館詩集
―『女にいかれて』の手法
・・・・・・・・・・・・・髙岸 冬詩
第二部 アメリカ文学
第十五章 「神殿の門」としてのブルックリン・ブリッジ
―ジョセフ・ステラと映画『ソフィーの選択
・・・・・・・・・・・・・伊達 雅彦
第十六章 変わりゆく色彩との対話
―ロバート・ハスの「ある日没」を読む
・・・・・・・・・・・・・山中 章子
第十七章 革命のモンタージュ
―ホーソーンの「予言の肖像画」に描かれた「何か尋常ならざるものの徴」
・・・・・・・・・・・・・小宮山 真美子
第十八章 ハーストンの表現を紐解く
―『路上の砂塵』を中心に
・・・・・・・・・・・・・西垣内 磨留美 第十九章 「スケッチー」な事件録
―解釈と絵画を誘う「スリーピー・ホローの伝説
・・・・・・・・・・・・・雨宮 迪子
第二十章 冷戦と沈黙の芸術
―カート・ヴォネガットの抽象表現主義
・・・・・・・・・・・・・馬場 聡
第二十一章 アメリカの女神と農民
・・・・・・・・・・・・・東 雄一郎
第二十二章 山岳に魅せられたゲーリー・スナイダー
・・・・・・・・・・・・・高橋 綾子
第二十三章 もしも絵描きになれたなら
―ヘンリー・アダムズ『アリイ・タイマイの回顧録』における滅びゆく民族の肖像
・・・・・・・・・・・・・山口 善成
第二十四章 果実を摘む女たち、笑いの女たち
―シカゴ万博・女性館とジュエットを重ねて読む
・・・・・・・・・・・・・杉本  裕代