英語研究書
- ¥2,700 ( 税込 ¥2,970 )
- 四六判 上製
- 256 pp.
- 978-4-7647-1160-0
私の好きなエミリ・ディキンスンの詩
新倉俊一 編
- 「なぜディキンスンの詩が世代や言語をこえて多くの人に愛されてきたのか。一言でいえば、それはひとの痛みを扱っているからだろう。」(新倉俊一「あとがき」)エミリ・ディキンスンの詩の研究者ばかりか愛好者の歌人や俳人や茶人、総勢23名による対訳版のエッセイ集、「詩の宴」。
Contents
| エミリ・ディキンスン素描(新倉 俊一) | |
| 176 | 「一輪のバラの花で人の心が買えるなら」(東 雄一郎) |
| 181 | 「傷を負った鹿は 高く跳ねる と」(金澤 淳子) |
| 256 | 「駒鳥は私の調べの基準」(赤松 佳子) |
| 260 | 「私は誰でもない! あなたは?」(川崎浩太郎) |
| 314 | 「希望は羽あるもの」(岡本さだこ) |
| 320 | 「天から斜陽が刺し込む」(小泉由美子) |
| 359 | 「鳥が一羽 歩道に降りてきた」(大西 直樹) |
| 359 | 「鳥が一羽 歩道に降りてきた」(結城 文) |
| 372 | 「激しい苦しみの後 形式的な感情がやってくる」(村山 瑞穂) |
| 428 | 「私たちは暗闇に馴染むようになる」(吉田 要) |
| 466 | 「わたしは可能性に住んでいる」(牛山 通子) |
| 656 | 「朝早く出発した 犬を連れて」(山下 暁子) |
| 700 | 「私の手紙の読み方は こんな風です」(下村 伸子) |
| 782 | 「放棄とは 身を突き刺す美徳」(松本 明美) |
| 895 | 「夏に鳥たちよりおそく」(木村 順子) |
| 935 | 「かすかで知覚することができない苦悩 のように」(濱田美佐子) |
| 1005 | 「私を縛ってください それでも私は歌うことができます」(平松 史子) |
| 1106 | 「これが自然のお宿の看板です」(徳重 靖子) |
| 1149 | 「百年を経た後は」(宮崎 輝恵) |
| 1488 | 「おれたちの誰にもタッチし損なった」(江田 孝臣) |
| 1745 | 「傷ついた心のもとへと」(朝比奈 緑) |
| 1764 | 「もっと重要な住民は」(濱田佐保子) |
| 1779 | 「草原をつくるのにいるのは クローバーと蜜蜂一匹」(武田 雅子) |
| あとがき (新倉 俊一) | |
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